ナチュログ管理画面 フライフィッシング  フライフィッシング 北海道・東北 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2013年02月27日

釣りエッセー07

釣りエッセー07

幻のタキタロウ

海外を釣り歩いていると信憑性を疑いたくなるような珍魚怪魚の話を耳にする。

日本も同じで、幻の巨大魚伝説がそこかしこにある。
新潟県の高浪の池には全長4メートルにもなる「なみたろう」伝説があるし、北海道には鹿を飲み込んだ巨大イトウの話がある。

釣りびとのホラ話には、あからさまに「嘘だろ~」と思えるものから「もしかしたら……」と淡い期待を抱かせる話まで様々。
そんな中、新聞やテレビに取り上げられて一躍有名になったのが山形県大鳥池のタキタロウだ。

釣りエッセー07

タキタロウが最初に目撃されたのは約1,200年前のことで、大きな鳥を追って大きな魚が沢を登っていったそうだ。
1,917年には工事関係者が体長1.5メートルの魚を網で獲って食べ(脂がのってトロのようだったらしい)、1,982年には登山グループ4人が全長3~4メートルもある魚の群れを目撃したそうだ。

その後、民放の「タキタロウ調査団」が魚群探知機で2メートルの魚影をとらえたり、湖面で弧を描く大きな魚のビデオ撮影に成功した……と噂されるが、不思議なことに実在するのは体長70センチほどの魚拓だけで、どれも証拠能力に欠ける。

釣りエッセー07

数年前の秋、もしかしたら……と淡い期待を抱きつつ大鳥池に足を伸ばした。
キャンプ道具とタックルを背負って山道を登ること4時間。
四方を深いブナの原生林に囲まれた大鳥池は実に神秘的。

釣りエッセー07

気まぐれな天候の中、3日間粘って50センチほどのイワナがやっと釣れた。
これこそタキタロウの子孫では……などと心密かに思った。

だが、考えてみれば手が届きそうで届かない。
実態が有りそうで無い……。
それが幻の魚の魅力。

虚栄心と生唾をごくりと飲み込み、そっと放した。




同じカテゴリー(フライフィッシング)の記事画像
フライフィッシング人生に悔いなし
FMアップル
12月21日の記事
Fishing Cafe'
ピラルクー釣り
FMアップル
同じカテゴリー(フライフィッシング)の記事
 フライフィッシング人生に悔いなし (2019-02-26 09:05)
 FMアップル (2018-12-26 09:02)
 12月21日の記事 (2018-12-21 09:17)
 Fishing Cafe' (2018-12-17 10:57)
 ピラルクー釣り (2018-11-13 08:17)
 FMアップル (2018-10-31 08:07)

この記事へのコメント
zammaさんこんにちは!

伝説魚系の話は大好きです(笑)

何かしら本当のように感じてしまうものです。

おそらく釣りをやらない一般peopleからしたら、

それを信じている奴らはCrazyと思うでしょうね。

でも、何かしら理屈では通らないものを信じて

みること・・・というか信じてみたいのかもしれません。

1+1=△みたいのがあってもいいと思います。



>これこそタキタロウの子孫では……などと心密かに思った。

職場なのでヒソヒソと笑ってしまいました!
Posted by 鋼鉄 at 2013年02月27日 13:41
鋼鉄さん
幻の……おもわず反応しちゃいますよね。
釣りって、いつまでも冒険心をくすぐる遊びだと思います。
今シーズンは何に挑戦するのでしょうか?
Posted by zammazamma at 2013年02月28日 09:56
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
釣りエッセー07
    コメント(2)