2019年11月12日
書籍『Time slip タイム スリップ』をご購読いただいておりました皆さまへ。
書籍『Time slip タイム スリップ』をご購読いただいておりました皆さまへ。
長女の舞です。
父、残間正之が生前1970~90年代に世界各地で撮った膨大なフィルムの中から、備忘録を兼ね「出来れば20号まで。」と自費出版をしていた書籍『Time slip』の発行ですが、癌のタイムアウトにより9号(009)で力尽きる事となってしまいました。
定期購読をして下さっていた皆さまには本当に申し訳ないと悔しがっておりました。
しかしギリギリまで病室で、なんとかせめてキリの良い10号まで発行出来る方法はないかしらと「001〜009の各号より、12点の写真を選んで2020年のカレンダーとして発行する」と決めていたそうです。
書籍の売上については家族への遺産…では無く(笑)「仲間に託して、北海道の魚を保護したり活動するお金に当てたいと思っているんだけど、いいかな?」と問われましたので、もちろん構わないよと答えました(笑)
そして父の死後、その意志を深く理解してくださっているお仲間の皆さまが、父の気持ちと活動を継ぎ『ZAMMA TRUST』という任意団体を立ち上げて下さり、今回のご報告に至ります。
この度『Time slip 010』10号として生前に父が望んでいたカレンダーが出来上がりました。(ZAMMA TRUSTの方々が形にして下さいました。)
定期購読下さっていた皆さまには最終号として送らせて頂きたいと思っておりますので、故人の希望として、どうぞご理解とご了承を頂けますと幸いです。
尚、お問い合わせを頂いておりました定期購読の代金の振込先についてですが、父と家族の意思によりZAMMA TRUST事務局に託させて頂きますので、今更のようで大変恐縮ではございますが、振込先を記した書面もカレンダーに同封しご案内させて頂きたいと思います。
定期購読をいただいた方以外の分も、カレンダー販売は有るそうです。
父は最期に、残して逝かなければならないフライフィッシングを共有する皆さまに、より素敵なフライフィッシング・ライフを送れる環境や、モボ亭に代わる拠り所を残していきたかったんだと想います。
Time slipをご愛読頂きました皆さま、ZAMMA TRUSTの方々、お付き合い下さいました皆さまに、父に代わりまして心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
長女の舞です。
父、残間正之が生前1970~90年代に世界各地で撮った膨大なフィルムの中から、備忘録を兼ね「出来れば20号まで。」と自費出版をしていた書籍『Time slip』の発行ですが、癌のタイムアウトにより9号(009)で力尽きる事となってしまいました。
定期購読をして下さっていた皆さまには本当に申し訳ないと悔しがっておりました。
しかしギリギリまで病室で、なんとかせめてキリの良い10号まで発行出来る方法はないかしらと「001〜009の各号より、12点の写真を選んで2020年のカレンダーとして発行する」と決めていたそうです。
書籍の売上については家族への遺産…では無く(笑)「仲間に託して、北海道の魚を保護したり活動するお金に当てたいと思っているんだけど、いいかな?」と問われましたので、もちろん構わないよと答えました(笑)
そして父の死後、その意志を深く理解してくださっているお仲間の皆さまが、父の気持ちと活動を継ぎ『ZAMMA TRUST』という任意団体を立ち上げて下さり、今回のご報告に至ります。
この度『Time slip 010』10号として生前に父が望んでいたカレンダーが出来上がりました。(ZAMMA TRUSTの方々が形にして下さいました。)
定期購読下さっていた皆さまには最終号として送らせて頂きたいと思っておりますので、故人の希望として、どうぞご理解とご了承を頂けますと幸いです。
尚、お問い合わせを頂いておりました定期購読の代金の振込先についてですが、父と家族の意思によりZAMMA TRUST事務局に託させて頂きますので、今更のようで大変恐縮ではございますが、振込先を記した書面もカレンダーに同封しご案内させて頂きたいと思います。
定期購読をいただいた方以外の分も、カレンダー販売は有るそうです。
父は最期に、残して逝かなければならないフライフィッシングを共有する皆さまに、より素敵なフライフィッシング・ライフを送れる環境や、モボ亭に代わる拠り所を残していきたかったんだと想います。
Time slipをご愛読頂きました皆さま、ZAMMA TRUSTの方々、お付き合い下さいました皆さまに、父に代わりまして心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
Posted by zamma at
00:00
2019年11月11日
お世話になりました皆様へ。
お世話になりました皆さまへ。
長女の舞です。
父、残間正之は3月18日に他界致しました。
ブログでの交流を下さっていた皆さまには、ご通知が遅れました事を深くお詫び申し上げます。
離れて暮らしておりました為、父の交友関係を把握出来ておらず、この場での通知になってしまいます事どうかご容赦下さい。
生前故人に賜わりましたご厚誼に対し 、遺族を代表して心から御礼申し上げます。
平成31年 3月20日
長女の舞です。
父、残間正之は3月18日に他界致しました。
ブログでの交流を下さっていた皆さまには、ご通知が遅れました事を深くお詫び申し上げます。
離れて暮らしておりました為、父の交友関係を把握出来ておらず、この場での通知になってしまいます事どうかご容赦下さい。
生前故人に賜わりましたご厚誼に対し 、遺族を代表して心から御礼申し上げます。
平成31年 3月20日
Posted by zamma at
12:00
2019年03月13日
fmアップル
今から20年ほど前、確かタイマスノの奥地だったと思う。
ビンガを飲みながら野戦病院の様なベッドに横たわっていた。
明日、どんな魚に出会えるんだろ・・・そんんなことを考えて。
今、某病院の緩和ケア病棟のベッドに横わっている。
これから始まる前代未聞、FMアップル http://765fm.com 「ぶら〜り地球散歩@ときどき野遊び」(15:00~15:30)の中継放送に備えて。
緩和ケア病棟と聞くと多少でも苦痛を抑えて死を待つだけ・・・と思われがちだけれど、僕は最後の最後まで自分流を通そうと思う。そう、最後までフォトジャーナリストとして自分の生き様を自分の行動で示す義務がある様な気がする。
今回が最後となる放送、たまには「お笑い抜きで30分語りたいな〜」とDJに言ったら笑われたけれど、最後の5分だけでも泣かせるぞ〜 みんなありがとう。そしてさようなら。
2019年03月11日
3月11日の記事
70カ国以上を釣り歩きました。珍魚怪魚も釣りました。ヒマラヤやアンデス山脈に1匹のマスを追い求めたこともあります。でも、僕の最大の釣果はフライフィッシングを通して得た仲間たちです。
ここ数日のFBの書込み、フォトジャーナリストたるもの常ねに冷静沈着たれ・・・と自分に言い聞かせて居るのですが、どうにもその箍が外れそうです。
今日は思いがけなく森彦社長自ら珈琲を煎れてくれました。昨日は忌野清志郎を良く知る編集者が同じロックンロール魂を感じると言ってくれました。
緩和ケア病棟に入院からの10日間、遠路はるばる桜を届けてくれた友、毎日のように通ってくれる友人たち、雪道をすっ飛ばして来た仲間たち、日々お見舞い客の記録更新でしたが、ほんとうに、ほんとうに本当に皆様ありがとうございました。お陰様で素晴らしい人生でした。
明日の午後は家族会議、明後日の午後は前代未聞の緩和ケア病棟からFMラジオ中継・・・。それで一応、残間流生き方講座は終わりにしたいと思います。以降、家族及び関係者以外の面会はご遠慮させて頂きます。
よろしくお願いいたします。
Posted by zamma at
20:17
│Comments(1)
2019年03月08日
掛川桜
淡い黄色のミモザに一輪の薔薇、そして静岡県掛川市横須賀の友から直行日帰り便の「掛川桜」が届いた。
今が見頃の4分咲き。
花弁はしっとりと下向き、それでいて色鮮やか。
何だか掛川城とそれを取り巻く風情、掛川人気質を表しているかのようだ。
今年も掛川桜が見られるなんて本当にぼくは果報者です。
追記
連日多くの見舞客が訪れてきます。
担当の医師や看護師さんは心配のようですが、ぼく的には大歓迎です。
残り数週間、一人でも多くの人と握手もしくはハグがしたいです。
そして、その人たちが地域の核としてこれからも活躍する事を心から願っています。
2019年03月06日
fmアップル
あれから随分月日がたった、
しぶとく生きてます。
でも、そろそろ終わりが見えてきたようです。
とはいえ気怠さと戦いながらジャーナリストらしく最後まで書いて、最後までマイクの前に立って・・・と思っています。
スタッフは来週まで空けてあるからね、と言っていますが、最後になるかも知れない今日のFMアップル http://765fm.com 「ぶら〜り地球散歩@ときどき野遊び」(15:00~15:30)は「我が旅人人生に悔いなし!」をテーマに話そうかと思います。相変わらず脱線するかも知れませんがよろしくお願いします。
2019年03月03日
ギャラリー
殺風景な病室が自称「小間使い商会」の友人たちの手でぼくの大好きな釣り写真のギャラリーに大変身した。
何を食べても良い。何を呑んでも(アルコール含)良い。部屋の壁を自由にしていい。
緩和ケア病棟はなんでも自由。
ラジオもこの病室から中継出来ないか検討中。
最後の最後まで自分らしく、そして「粋」に・・・
2019年03月01日
一ヶ月を切りました。
最後のミッションを終えて札幌に戻った翌日、10年以上続いた連載原稿を描き終え、もう思い残す事は無いと某病院の緩和ケア病棟に入院しました。
付き添い人用の簡易ベッド付VIPルーム。
担当ドクターの見立てでは余命1ヶ月弱。
最後は痛くなく、苦しくなく、あっさりと・・・との想いが通じて個人的には大満足。
今回、色々とお世話になたドクターからはメッセンジャーで「お見事です!」との言葉が届いた。
自分でも最後の最後まで自分の生き様を貫いたと思う。
このSNSによる発信が「あ、こんな生き方もあるんだなぁ」と心の片隅に引っ掛かれば幸いです。
気力が残っていたらまた投稿します。
2019年02月26日
フライフィッシング人生に悔いなし
週末は残された最後のミッション、次女たちのこだわりの新居訪問、そして新宿京王プラザホテルで開催されたJFF(ジャパンフライフィッシャーズ)総会で「我がフライフィッシング人生に悔いなし」との講演を仲間にサポートされながら無事に終了することができました。感謝です。
故芦沢一洋氏の奥様や娘さん、そしてつがおか一孝さんなど懐かしい人たちとお会いすることができました。
これでまたひとつ楽しい思い出が増え、思い残すことがひとつ減りました。
今日中に連載開始から10年を越えるPR誌の原稿を書き終えることができれば、安心して病院のベッドでゆっくりできそうです。
さて、あと一息頑張ろう。
2019年02月20日
FMアップル
午前中は病院で保険の手続きや検診。
パソコン必須だな。
今日のFMアップル http://765fm.com 「ぶら〜り地球散歩@ときどき野遊び」(15:00~15:30)は「電気もね〜」「ネットもね〜」「水道もガスもホテルもね〜」「コンビニもATMもお風呂もね〜」そんなインドネシアとパプアニューギニアの国境地帯を流れるフライ川のデルタ地帯でどうやって2週間暮らしたか・・・といったお話し。
写真は地元の人がマッドクラブを捕まえてるところ。うまし!
2019年02月19日
2019年02月18日
ハノイ
覗き趣味はないけれど、窓辺からどんな人が暮らしてるんだろうか・・・と、あれこれ連想するのは嫌いじゃない。
ここ数日、近所のコンビニに行くのもしんどい。
何とか今週末のミッションはクリアしたいな〜
写真は米朝会談で脚光を浴びているハノイ(ベトナム)
2019年02月15日
ご老公来札
週3回の人工透析の合間をぬって駆けつけてくれた御前崎市の中山ご老公親子をお迎えし、しっぽりと「生前お別れの会」。
その後は仲間が集まって近所のおばんざいで賑やかに酒宴。
いつものことながら素晴らしき仲間たちに感謝!
ちなみに今夜も「生前お別れの会」・・・。
2019年02月13日
生前お別れの会
雪祭りも終わり今日の札幌は日差しが眩しい。
今日のFMアップル http://765fm.com 「ぶら〜り地球散歩@ときどき野遊び」(15:00~15:30)は「楽しい人生の終い方」と称して「生前葬」ならぬ「生前お別れの会」の勧め。聴いてね〜
写真はワットポー(バンコク)の黄金の涅槃仏
2019年02月12日
腹筋が鍛えられた週末
記録的寒波に見舞われた週末、かなやま湖でアイスフィッシング。
腹筋がおもいっきり鍛えられる2日間でした。
要介護2名、飛び入り1名、関東からの参加者3名など総勢25名。
昼は豚汁、甘酒、おしるこ、焼きおにぎり・・・
夜の部はアンコウ鍋、特大ビールチキン、赤ガレイの刺身、シナモンドーナツ、脂ののったホッケの炭火焼、チーズケーキ・・・
最後には小学生の頃、夕張サマーキャンプでドラム缶風呂に一緒に入り、パプアニューギニアのペニスケースがとっても似合った青年2人の空手と棒術の雪中演舞。
ぼくが勝手に「生前お別れの会」と称している気の合う仲間との野遊び&宴会。
あと何度楽しめるだろうか。
2019年02月07日
封印
断捨離や終活も最終章。
最後の最後までどうすべきか悩んでいた数万枚のボジ(スライド)フィルム。
古いものは45年、新しいものでも25年前。世界65カ国ほどで撮り続けた様々な民族の記録写真。
スマホでも簡単に写真が撮れる時代。正直言って海外の写真など珍しくもない。
だが、どんなに技術が進歩しても時代を遡ることはできない。
そこで最低でも今後25年間封印することに決めた。
娘たちにとっては迷惑かもしれないが、ひとつの時代を物語る記録として思わぬ価値が見出されるかもしれない。
押入れの片隅、空けといてね。
2019年02月06日
FMアップル
昨夜は「ぎょうざやさん」で焼酎のロックをチビチビと飲みながら打ち合わせ。
今日の午前中は外科と内科をハシゴして、午後はFMアップル http://765fm.com 「ぶら〜り地球散歩@ときどき野遊び」(15:00~15:30)。
未明からの雪で車が埋もれてるけれどスタジオまで辿り着けるや否や。テーマは「44年ぶりのイスタンブールで考えた」。
1975年頃のイスタンブール
2019年02月04日
ウカヤリ川
アンデス山脈を水源とするウカヤリ川(大河アマゾンの源流・ペルー)。
子供たちが空き缶に巻いたテグスをぐるぐると振り回し、ちょっと白濁した流れに仕掛けを放り込んでいた。
足元にはビニールに入ったミミズ、そしてパンサイズのニジマスが数匹水を求めて喘いでいた。
遺跡調査では今を生きる人々の暮らしの調査も欠かせない。
そんな勝手な理由を呟きつつフライロッドにラインを通しウエットフライを結ぶ・・・。
釣果はどうだったかって?
釣りびとが自分から言わない限り、釣りびとに釣果を聞くのはマナー違反です。(笑)
う〜ん、リベンジしたい。
2019年02月01日
AGS
かれこれ35年間、昼夜を問わず暮らしのお供をしてくれた腕時計。
SEIKO AGS SCUBA200m
入院中に止まってしまった。
過去に2度、蓄電池の交換をしたのだけれどまた寿命が来たらしい。
蓄電池の交換にかかる費用は15000〜20000円。おまけに2週間ほど帰ってこない。
そんな訳で渋々Amazonで新たな時計をポチッ。
また手元から日本の職人技を感じられる一品が消えていくのは悲しい・・・。
2019年01月30日
FMアップル復活
昨日は退院早々7人もの訪問客(宅配業者さん除く)。
仲間に必要とされてるって、本当にありがたいことだな〜とつくづく思う。
さて、今日からFMアップル http://765fm.com 「ぶら〜り地球散歩@ときどき野遊び」(15:00~15:30)復活です。今日のテーマは「冬だからこそ外に飛び出そう!」。
・・・でも、病み上がりの体力不足でスタジオまで辿り着けるか否かが最大の問題かも。(笑)