2018年03月03日
抗ガン剤治療開始
本州の仲間から解禁の声がチラホラ聞こえるようになった。
ここ十数年、ぼくの釣りシーズンは水が十分に温み渓魚たちが体力を十分に回復してからと決めている。
今シーズーンは泣いても笑っても背半世紀以上の歴史を重ねたこの4本のバンブーロッドに全てを託そうと思う。
安物だけれど、フライラインも入れ替えた。
後はフライを巻くだけ。自分で言うのも何だけれど、リーダーが太く短いのでフライロスは年間でも数えるほど。そんな訳でまだ時間は十分にある。
写真の中に釣りに関係の無いボトルが写り込んでいることに気付いた人もいると思う。
2週間に1度、週末の3日間寝食を共にするインフュザボトル入りの抗ガン剤である。
本来なら治療なんぞ放り出して旅に出たいところだけれど、心配してくれる家族や仲間たち、そして最善を尽くす医療関係者、連載中の記事やお気軽に引き受けてしまった生ラジオ、講演活動やFFスクール・・・のことを思うと、逃げ出すわけにもいかない。あと3ヶ月、神妙に抗ガン剤治療と付き合う予定です。
5月中旬からは病院から解放されてフリー。みなさん遊んでください。ついでながら医療費で散財したので講演仕事も歓迎です”(笑)