2014年09月11日
アテネ飯?

昨夜未明から早朝にかけて札幌市中央区は猛烈な雷と雨。
大雪もそうだが、こんな時はマンション暮らしで良かったとつくづく思う。
さて、数日前から藤原新也著「幻世」(講談社)の一文が気になっていた。
……私はできればこの港町でガリーデス・メ・サルツァ[Garides me Saltsa]を食べたいと思っていた。……宵のアテネの下町のとあるレストランに空腹まぎれに飛び込んで……どろりとトマト色したスープの海の表に熟したオリーブの油膜が、創世記の地球の面を流れる真赤なマグマのようにトロトロとうごめいている……
Googleでガルーデス・メ・サルツアなる料理のレシピを検索してみた。
残念ながら料理の名前すらヒットしない。
昔を思い返せば、確かにギリシャで似たような料理を食べたことがある。
がしかし、どんな名前だったか記憶の糸が辿れない。
こうなると過去の、それも30年以上も前の舌の記憶を頼るしかない。
オリーブ油をお一人様用鍋に放り込み、ニンニクと剥きエビをこんがりと熱し、そこにホールトマトとオレガノ、バジル、黒コショウ……最後にフェタチーズを乗っけてマグマ化したところにカリカリのパンを浸し……熱ち〜
Posted by zamma at 07:56│Comments(0)
│フライ親爺のつぶやき